戦略とマーケテイング

カルツォーネを「孫子」で分析する③

リーダーに求められる3つの要素

一昨日から孫子の「一に曰く道、二に曰く天、三に曰く地、四に曰く将、五に曰く法」にならって「カルツォーネを核のメニューにした場合この事業は100年続けていけるのか?」根本のところを考えています。

今日は<将>について。【カルツォーネ】を核メニューにした場合、どうあるべきか?考えたいと思います。

将とはリーダーのこと。カルツォーネを核として100年持続させる事業では、どんなリーダーが理想か?ということを考えます。

これからの時代は、AI技術の発展により多くの労働でその生産性は機械に負けてしまいます。計算しても作業しても記憶しても分析しても、人より機械の方が正確だし、圧倒的に早いのです。

そんな時代に人ができることとは?

リーダーに求められることは数あれど、以下の3つにHICOとしては考えています。

①人を育てる

②創意工夫する

③相手の立場に立つ

人を育てる

レストランHICOはお店をどんどん拡張して事業を伸ばしていく構想では今のところありません。少ない人数でチームを作り収益を上げていく。小さくても強いお店を目指します。

理由は、未来の人口構造から飲食店の需要自体が減り、過当競争に巻き込まれる恐れがあるからです。拡張より内部を強くし、少ない資源で、最大の成果を上げていく。

HICOの強みは「人」です。それには人を育てることが欠かせません。他人のことは無関心という時代の空気を感じることがありますが、それではいけない。人を育てることは、人にしかできない。機械にできることが多くなる程、その意味は強く、深くなります。

先だって書きましたが、「人を育てることは最大の恩返し」というのがHICOの教育理念です。

創意工夫する

ポイントは、
?カルツォーネの品質をどれだけ高められるか?
?カルツォーネの生産性をどれだけあげられるか?
?カルツォーネの商品開発をどれだけ出来るか?

につきます。人で勝負するのですから、日々、これらを軸に創意工夫し磨いていかなければなりません。これが少子高齢化社会で、ロボットに負けない闘い方になる。特にチームを率いるリーダーはこれを考えることができなければ、皆を不幸にしてしまいます。

相手の立場に立つ

孫子のよく知られた言葉に「彼を知り己を知れば百戦してあやうからず」という一文があります。戦において、相手の実力と自分の実力を知っていれば負ける気づかいはないということですが、この意味は本当に深い。

私も常にこのことを意識しているのですが、失敗するときは必ず、どちらかが欠けています。彼を知らないか、己を知らないか。

カルツォーネを取り巻く環境も、いまと10年後では大きく変わっているかもしれません。HICOがカルツォーネの火付け役となって、一大ブームになり、競合店が一気に増えることだって考えられます。そうなっても負けない体制づくりをしていくつもりですが、勝ち続けるためには、競合店がどんな目的で、どんな戦略でもってやろうとしているのか知らないと足元をすくわれる可能性だってある。

常に時代を読み、攻められる心配はないか周りを見、自分たちの強みと立ち位置を知っておかなければなりません。

また、相手の立場に立つということは、お客様の立場にも、スタッフの立場にも、立てなければリーダーは務まらないと思います。

目的は、100年続くレストランを創ること。私は最初の大将として、人を育て、日々、創意工夫し基盤を築き、相手の立場に立って、事業を軌道に乗せたい。どれも機械にはできないことです。

そして、松下幸之助さんが提唱しているように「全員経営」で運営していけるよう努力します。小さくても強いチームには特に、この意識が大切だと思うからです。

>>>カルツォーネを「孫子」で分析する④へ

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