戦略とマーケテイング

ナポリピザ通販リサーチ②

森山ナポリさん

先だって、『森山ナポリ』さんのピザを取り寄せました。石川県金沢市にある冷凍ピザ専門店です。

以前リサーチしたときに<冷凍ピザの概念を変える>とあったので、とても興味がありました。「独自の製法で瞬間冷凍し焼きたての風味をそのまま閉じ込め」る方法とは何なのか?

冷凍技術は、HICOがカルツォーネ通販を始める時に、大きな課題になると予感するからです。

外箱

六角形のオシャレな箱に入ってきました。箱からして工夫されていますね。リーフレットも上品で、写真もきれいです。なんとなく、女性がデザインしたのかなと思わせる、やわらかく、ふんわりしたカラーデザインです。

注文したのは、「おためしセット」。内容は、以下の通り。
?ベーコンとチーズ
?ダブルチーズマルゲリータ
?塩麹の加賀野菜ピザ

送料税込みで3,218円でした。ピザ通販の相場からすると高い方でしょうか。単純には比べられませんが、前回リサーチした『薪窯ナポリピザ フォンターナ』さんは1枚あたりの単価が642.7円。『森山ナポリ』さんは1,072.6円。1.67倍の値段付けということになります。

『森山ナポリ』さんのピザは、オーブントースターで焼く場合、解凍せずに、冷凍状態のまま焼くのがおいしい食べ方だと書いています。なぜか?

これはおそらく、生地が固くなるのを防ぐためだと思われます。ナポリピザの特徴は何といっても、外側はカリッとしていながら中はもっちりとした食感にある。本来なら超高温の石窯で一気に焼き上げるのがベストですが、家庭ではそうもいきません、オーブントースターで時間をかけて焼くしかない。

そうすると、水分はどんどん蒸発しながら抜けて、ぱさつき、固くなります。冷凍状態でトースターに入れるのは、それを極力防ぐためでしょう。ただ、そうする場合、具材だけ焼けて、生地が焼けてないということが起こる。そのバランスを取るのが、難しそうです。具材によって変わりますから。

上の写真は、焼く前の「ダブルチーズマルゲリータ」です。

『森山ナポリ』さんは、6割方生地を焼いてから、具材をのせていると思われます。あらかじめ石窯で表面のみ焼き上げ、水分を閉じ込めれば、ナポリピザ特有の食感を表現できる。焼くと、こんな感じになります。

実際、食べてみると、美味しいです。1.67倍も価格が違うので当然ですが『薪窯ナポリピザ フォンターナ』さんのピザよりも生地は本格的ですし、素材もこだわっています。ナポリピザ特有の食感が感じられ、耳まで美味しく食べれます。

どちらが良い悪いというのではありません。販売価格に納得できるかどうかが基準です。

冷凍ピザの概念を変える?

ただひとつ、気になることがあります。

<冷凍ピザの概念を変える>とあったので、それがすごく気になっていたのですが、「独自の製法で瞬間冷凍し焼きたての風味をそのまま閉じ込め」るということに関して、リーフレットには何も書いていませんでした。企業秘密でしょうか。

たしかに冷凍するときに時間がかかると、生地内の水分が凍る時に膨張して、生地の構成組織を破壊し、解凍すると水分が流出しやすくなると想像できます。そうすると焼いた時に生地は固くなるでしょう。冷凍ピザでここまで生地が美味しくあがるのは、冷凍にポイントがあるのも頷けます。

でもそれなら、もう少し説明した方が、付加価値を高められるのにと思いました。一般的なピザ通販よりも高値で販売する大きな根拠のひとつになりますから。

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