開業準備

出張ワインセミナー

人生をより豊かにするワイン講座

個人のお客様を対象に、出張ワインセミナーというのはどうかと考えています。

ソムリエや資格取得を目指す方向でもいいのですが、より広く、人生をより豊かにするワインというテーマで行いたい。

考えているのは、個人宅や、集会所などに伺って、4~10人くらいの小規模で開催する出張セミナーです。まだ自身の店舗はないので、場所はお客様にお借りする。その代わりと言ってはなんですが、格安で、講習します。

ワインの魅力

ワインを味わう魅力は、遠く離れた異国の地の個性を感じさせてくれること。専門用語で、テロワールといいますが、ブドウが育った環境、造り手の想いや意図、気候条件、様々な要因で味は決まります。その種類たるや、他の飲料と比べ物になりません。

だからワインには、その土地の名前がそのままワイン名になっているものが数多くあります。世界一高価なワインのひとつ、ロマネ・コンティは、ヴォ―ヌ・ロマネ村にある、わずか0.85haのブドウ畑の名前です。

そうしたことを知っていくと、その地域の特色や、文化的・歴史的背景、造り手の想いなどがワインを飲んでリアルにわかるようになります。ブラインドテイスティングといって、銘柄を伏せてワインを試飲し、そのワインがどこの国で作られ、ブドウ品種は何で、収穫年は何年だったか?を推測する問題がソムリエ試験にもありますが、それができるのは、ワインの中にそれらを推測できる明確な根拠があるからです。

私もよく、親しい友人と、ミステリー小説で真犯人を推理するように、ああだこうだいってブラインドテイスティングしていましたが、非常に楽しい時間でした。

お客様は具体的に何に価値を見出すか?

さて、実際にワイン講習をする場合、そこに参加してくれるお客様は具体的に何を知りたいのか?お金を払ってまで、参加してくれる理由がないと、出来ません。

私が面白いと思うことと、お客様が面白いと思うことが一致するとは限らない。

ブドウからワインになるまでを講習したところで、意味があるか?

ソムリエの本格的なテイスティング方法を教えたところで、喜ばれるか?

めったに飲めないワインを飲ませてあげたところで、価値を感じてもらえるか?

そこで、考えているのは「人生をより豊かにするワイン講座」というテーマで、数種類のワインを用意して、とにかく参加者全員でああだこうだ会話すること。ワインが生活にあるとこんなに楽しいよ、ということを伝えるイメージです。

もちろん、それだけでは、ハイアマチュアと大差ないですから、プロにしか伝えられない講義やテクニックも披露しますが、目的は、「生きててよかった!ワインと出会えてよかった!」と思ってもらえるまでに、価値を高めること。

これまでソムリエとして経験を積んできた中で考えていくと、お客様が喜ぶのは、自分好みの美味しいワインに出えた時。そして、それを共有できる人と会話する時。食事を美味しくして、人生を豊かにしていくのは、そんなやり取りの中から生まれるような気がします。

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