時間を効率化させ、緊急ではないけど重要なことに集中するには?

1日24時間。これは誰もに与えられた平等な機会です。

新しいことをするには、そのための時間をプラスしてこなければいけません。でも、ただプラスをするだけなら、付加は大きくなります。何かをマイナスにするか、もしくは、工夫して、別の時間を短縮し、時間を作ってくるしかない。

当たり前のことですが、これができなければ、新しいことはできません。いかに時間を効率化し、重要なことに集中するにはどうすればいいか?ない頭で考えていきます。

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本業で13時間+副業で稼ぐにはどうすればいい?

現状からご説明します。私は今、会社員で通退勤時間も含め、平日13~15時間は本業以外の仕事はできません。

1日24時間であれば、睡眠も含めて11~9時間の中で、時間を捻出しなければいけないわけです。当然ですが、一番、優先しなくてはならないのは本業です。生活を支えることでもあり、ここで成果を出しながら、副業でも稼ぐと「決めた」ので。意地でも通さなければ、義理が立ちません。

そして、いま本業が繁忙期であり、多くの手と時間を取られています。それから、プライベートでも外せない要件が重なり、本来、副業にあてるはずの時間がとりづらくなっています。

冷静に分析してみた結果

整理してみます。現状どんなことに、時間を取られているのか?

私が安定したパフォーマンスを発揮するのに必要な最低睡眠時間は、6時間。通退勤の時間を含めて、本業に携わっている時間が、平均して14時間。

夕食、家族との時間、風呂、筋トレなど、生活習慣に必要なのが約2時間。すると、残りは2時間、ということになります。

この2時間は、かなり切り詰めてのぎりぎりの時間です。ここに、日々の振り返りの時間や、稼ぐための時間を作ってこないといけません。さらに、そのための勉強の時間もないと、加速して成長できないでしょう。

こんな時、どうするか?

結論:睡眠時間をけずるのはやむなし

もちろん、毎日この時間通りに動きません。本業が1時間-2時間延びることも、最近は多い。家に持ち帰ってやらなければならないときは、もっと、時間を取られることもあります。すると、削ってくるのは、必然的に睡眠。レストラン時代、ソムリエの勉強をしながら通っていた時は、睡眠時間4時間でもやっていました。これは、苦しい借金生活から這い上がりたいなら当然。それでねん出できるのは、2~4時間。

身体の心配なんかしてられません(笑)

ブラック労働上等です。ただ、その中でも可能な限り、効率化しなくてはいけません。

考える必要のないことと、しっかり考えることを整理する

業務の効率化を常にはかるには、その質と量を仕分けしてみようと思いました。

経営者なら、誰もが考えていることだと思います。目的は、大事な仕事にかける時間をより多く取る為。時間というのは誰もに与えられた平等な資源ですが、私の場合、本業に多くの時間を取られるので、考える時間をとってくるかというのは、極めて難しく、大きな課題。

孫子いわく「朝の気は”鋭”」

朝、というのは、前日の疲れもとれて、脳の状態もいちばんフレッシュで、冴えているのだということが周知の事実となってきました。孫子の時代から、「朝の気は鋭、昼の気は惰、暮れの気は帰」といいます。カーテンを開け、朝の日の光を室内に入れるだけで、気持ちはすっきりと生まれ変わる。朝5時なら、多くの人が寝ている時間帯なので、誰にも邪魔されないひとりの時間になります。

朝こそ、大事なことを考える時間

1日のうちの1時間を、早朝にもってくることにしました。以前は、本業の事務作業など、一気にかたづけたりしましたが、頭のさえるその時間に事務作業を持ってくるのはもったいない。それほど、考えなくていい作業だからです。

レストランという現場は、肉体的にも、知性的にも結構ハードなところがあります。動きながら考えることが常に求めらます。もっとお客さんに行き届いたサービスをするにはこれでいいのか?いまの会話の仕方はあっていたか?このお客さん元気ないが、何かあったのだろうか?次の料理を作り始めるタイミングはまだ早いか?・・・等々、例を挙げればきりがありません。

でも、いちばん考えなくてはならないのは、お客様を迎える前の準備段階です。

私がいつも心がけている孫子の言葉。「勝兵はまづ勝ちてしかる後に戦いを求む」。要は、やる前に勝つということです。お客様をお迎えしてから慌てたり、ミスしたりすることのないよう、とことん準備をしておく。

やってみなければわからない。というのでは、準備が足りません。イチローさんも言っていました。

しっかりと準備もしていないのに、目標を語る資格はない。

付加価値を高めていく、働き方が成功へのスピードを速めるのではないか

多忙になってきたり、作業に集中してしまうと、時間ばかりたって、生産性が悪くなることがあります。終わってみて、「え、、、自給にしたら最低賃金もいってないじゃん・・・」ということがあるのです。これでは、いくら頑張ったって、上向かない。

ホームページ制作を請け負ってますが、よくよく考えないと、ボランティアのような仕事になってしまいます。5000円で制作を請け負うと、それにかかるやり取り、制作時間は、5時間ですむことはまれ。トータルで40間かかる時もあり、それでは、手数料を差し引くと、時給97.5円です。それなら、ライターとして、1記事2000円で2000文字書いた方が良い。そういうやり方もあるのです。

付加価値を高める

では、どうすれば良いのか?

付加価値を高めるしかない。と私は考えてます。設計の段階で、たとえ集中しても時間ばかりかかるような設計にせず、付加価値で勝負するということです。ホームページ制作は、少しやれば誰にでも作れる時代になりました。そこに価値はない。5000円もらえれば良いところ。

それでは、労働時間で稼ぐのと一緒です。そこへ、どんな要素を加えれば、それが10000円になり。100000円になるのか?私は、相場と自分へのスキルの疑問から、最初の設定を安く見積もりすぎました。今は、マーケッターとしてのスキルを組み込み、手間とデザイン性とトータルで考え、倍の価値をつけて提供していますが、これでもまだ、自給1000円が良いところ。

もっと他の人が持っていないスキルを身につけ、付加価値を上げないとだめだ、このままじゃ安定して積み重ねていけないと、痛感しています。

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