その他、雑感・雑学

菜根譚より覚書

世界中の誰もが果たしたい目的は、幸せだと思います。料理人にも、政治家にも、アーティストにも犯罪者にも、理想とする幸せはある。
私は、人を知る、ということがとても大事なことだと直感的に思っていました。それは、人を知るということが、どちらかというと、苦手だったからです。若い頃は、自意識過剰なところがあったと反省しています(笑)

菜根譚は、そう言った意味で、書き留めておきたい言葉がいくつか、ありました。それをここで紹介します。

「」
潔を好み独り行うの操を持すべからず

―――独りよがりの潔癖は下げるべきだ。

「」
磨礪(まれい)はまさに百煉の金の如くすべし、急就(きゅうしゅう)は邃養(すいよう)にあらず

―――自分を磨くときには金を鍛錬する時のようにじっくり時間をかけなかえればならない。速成ではどうしても底が浅くなる。

「」
経路の狭き処は、一歩を留めて人の行くに与え

―――狭い小道を行く時は、一歩下がって人に道を譲ってやる。

「」
耳中、常に耳に逆らう言を聞き、心中、払(もと)のことあらば、わずかにこれ徳に進み行いを修るの砥石なり。もし言々耳を悦(よろこ)ばし、事事心に快ければ、すなわち、この生を把りて鴆毒(ちんどく)のうちに埋在せしむるなり

―――たえず不愉快な忠告を耳にし、思い通りにならない出来事を抱えていてこそ、自分を向上させることができる。耳に快いことばかり聞かされ、思い通りになることばかり起こっていたらどうなるか。自分の人生をわざわざ独びたしにしているようなものである。

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