料理とワインについて

ピノノワールの魅惑

個人的な好みの話です。

ワインは主に2000種のブドウ品種から作られますが、私がもっとも好きな品種は、ピノノワールと呼ばれる、フランス・ブルゴーニュ地方の代表的な品種です。

ピンノワールは、高貴で気難しい品種といわれ、育てるのも難しいそうです。

でも、上手に育てると、人を魅了してやまない奥ゆかしい香りと肉感的な飲み心地の、素晴らしいワインに仕上がります。

ただ、ブルゴーニュの良いワインは、高値です。気軽にのめるものではありません。日常的に楽しむなら、ニュージーランドのピノノワールや、ドイツのシュペートブルグンダー(ドイツでのピノノワールの呼び名)がおすすめです。

カリフォルニアやオーストラリアでも素晴らしいのはあるのですが、総じて、甘みが先だち、即物的な感じで、どうも飲み飽きます。ピノノワールの本質は、飽くことのない芳香性と、奥ゆかしさです。

一見、とっつきにくくても、飲み進めれば飲み進めるほど、虜になってしまう。

そう考えると、ブルゴーニュのピノノワールはやはり、別格です。シャンボールミュジニという、わずか300人弱の人口の小さな村から算出されるピノノワールは、なかでも非常に繊細で、優しく、奥ゆかしいワインが作られますが、それはそれは魅惑的なワインです。

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