遊び心

高尾の酒屋の話

レストランHICOさんには、週に2回配達してます。

要望は、高いですね。お酒は保管の仕方が大事ですから、かなり気を使ってますが、そこが気にいってくれたみたいです。ワインはとても繊細な飲みものなので、たとえば、30度を超える真夏日に、外に置き忘れでもしたら、一発アウトです。

瓶の中にはまだ酵母が生きていて、発酵し始めるんですね。発酵は、糖分をアルコールと二酸化炭素に分解する作用ですから、発泡性ワインでないのに、炭酸がとけこんでしまうことがあります。

うちが配達してるのは、カールスバーグという生ビールと、ソフトドリンク、日本酒、そして、ワインです。HICOさんのところもそうですが、ワインは、イタリアワインが多いですね。

感心するのは、安いワインでも、これは面白いと思ったら、即、買いますね。お酒はね、値段ではないんですよ。値段は、品質を測る基準のひとつですが、それ以外にも人それぞれ、判断基準がある。でも、よほど、自信がないと、高級店で、1000円クラスのワインは出せないんじゃないですか?

それに、完成された料理ほど、お酒にも格が求められますし、合わせるのは思いのほか、難しいんですよ。でもそれをばっちりあわせてくる。もしかしたら、いい意味で、料理が未完成だからかもしれませんね。不思議なのは、完璧さよりも、伸びしろの多さの方が、人は通いたくなるものです。HICOさんのところは、そんな印象かな。

あ、こんなこと言ったら怒られるかな。でも、一度行ったら、もう一回、いきたくなるんですよね。そういう、麻薬的な魅力がありますね。

※上記は、レストランを高尾にオープンした後の、未来を想定した創作です。あくまでイメージとなりますので、ご留意ください。

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