サービス哲学

感動体験の共有と再現

食を提供することを通して、感じてほしいのはやはり幸せです。

幸せとはしかし、多くの人にとって、相対的なもので、多種多様です。ただ、美味しいという喜び、それを心地良い空間で提供することで、幸せを感じてもらうのがレストランのやり方でしょう。

でもそれはどこのレストランでも提供できるものであり、最低限、お客様が期待するものでもあります。だからレストランはその店なりのオリジナリティを追求します。ミシュランの三ツ星レストランは、料理に特色を持たせ、哲学を入れていきました。

また、低価格で活気を持たせていったのが、バル的な業態。ライブ演奏や料理教室などで、お客様にも参加してもらう企画を組んだり、エンターテイメント性を足していったレストランもあります。

レストランHICOはどうするのか?

これは何を強みとするかということで、マーケティングではSTP分析といいます。繰り返し考えてきたことですが、コンセプトは「人生最良の美味しい記憶をお創りしたい」。それには、お客様に感動を与えることができないとできません。

感動は、普通では、だめです。人と同じことをやっても、お客様は感動しない。

HICOでは、お客様と感動体験を共有したいと考えています。料理はそれを再現させるものの大きなひとつ。HICOの魅力は、高尾山の恵まれた自然の中で、食事を楽しめること。だから音楽も、流しません。その分、自然の音や、相手との会話にゆっくり耳を傾けて頂けます。

そんな中、火を起こし、パスタをこね、目の前で、お客様の為の料理を作っていく。庭に生えたハーブを摘み、仕上げに散らす。水は、井戸の水。

料理に自然を表現するのではなく、自然と共に料理を作る。それが、感動体験を共有すること。このイメージを掘り下げていくことで、よりオリジナリティあるHICOを作り上げていけるはず。

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