戦略とマーケテイング

戦略図を描く③

戦略を組み立てる際の私なりの方法論を書き留めています。
戦略図を描くのです。

目標を数値化したら、A4紙の2/3を埋め尽くす四角めの円を描きます。それが、獲得すべき領土。目標です。

そこに、城を置いていきます。

その城を落とすとどのくらい領土が手に入るか、数値化します。知恵を振り絞り、領土をまたいで、あらゆる想定をして、これをやればかならずこの領土は手に入るという確信を得ます。

次は、優先順位と、兵力の配置。

もちろん、大きな城程、ひとつ落とせば成果は大きいのですが、いつ落とすのか?誰が落とすのか?ということを考えなければいけません。その城を落とすためにあまりに時間と人手をとられては、他の城を落とすのが遅れ、結果、手遅れになる可能性も出てきます。

この優先順位をつける判断が、ランチェスターの選択と集中なのでしょう。

だから戦略家は、全体を見て、どの順番でかかるか、どこに兵力を多く割き、どこに時間をかけるか、決めなくてはなりません。その為の戦略図です。

兵力と成果は比例しない

しかし、大きな成果が見込めるからと言って、そこへ兵力を傾けるのは必ずしも良いとは限りません。

理由は、少ない兵力でも落とせる可能性があるからです。そこへ兵力を傾ければ、機会損失を生む。他の城を落とすために回せる兵力を、無駄遣いしたことになります。

たとえば、一本100万のワインを売るには、ソムリエ一人の力量で済みます。そのために、多くの人が動く必要はない。

それなら、お客さんに手紙を書き、フェアの料理を開発し、日々のレストラン業務をこなすのに時間をさくべきです。

これは意外と盲点です。いざ現場に立つと、成果が大きいものへ偏りがちになりますが、分散させた方が結果は良くなる場合があります。

そんなことも、戦略図を描いていると見えるようになりました。

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