2021年、東京・高尾に開業予定のレストラン

これまでに出逢ったすべての「縁」と「恩」に感謝を込めて、
100年持続するレストランを創りたい。
訪れてくれた人にとって、人生最良の美味しい記憶となればいい。
そんな想いで、2021年の開業を目指し、現在、奮闘しています。
今は失敗ばかり。でも一歩一歩、近づいてるはず。
その記録をご覧ください。

開業奮闘記

大切にしたい原風景

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私は、山の中腹に立つ神社やお寺だとかに妙に惹かれます。そこから見下ろす風景が、深い記憶、その意味も感情も解せぬほど漠たるものではあるのですが、心がすっと落ち着くのです。

高いところからの景色が好きなのかというと、そういうわけではありません。48階のレストランから見下ろす街の景色は、さほど揺さぶられない。雲の上を行く飛行機から見る地上は、恐怖さえ覚えます。

おそらく古い寺社仏閣の落ち着いた色調と、木々の緑、見下ろす町並みの色調が小さい頃に感激を覚えた原風景と通っているからではないか、と近頃思うようになりました。それはもしかすると、高尾山の風景ではなかったか。それとも、もっと生まれる前の記憶か。

人生最高の美味しい記憶

以前書きましたが、人生最高の美味しい記憶は、高尾山山頂で食べた「おにぎり」でした。あれに勝るほど記憶に残る味は、他にありません。

>>>美味しさの構造

もしかしたら同じように、幸せな記憶というものは、あの高尾山山頂や、帰り道で見た、景色ではなかったのか。

私は北から南まで、一つ所に留まることなく暮らしてきましたがそれらの土地で、いつも吸い寄せられるように訪れるのは、山の中腹から町を見下ろすようなところでした。

振り返れば、本当にそうです。

学生時代、悩み事があり、スクーターを走らせていった先は、高台にある公園。レストランに勤め慌ただしい日々の心を落ち着けるために訪れたのは、山の中腹にある寺。そこの伽藍堂から町を見下ろし、2時間でも佇んでいました。

今も、訪れたくなるのは、そんなところ。

でもそれは、私だけではないと思っています。なぜなら、私と同じように、こころを落ち着かせようと来ている人をよく目にするからです。大切にしたい原風景です。

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