その他、雑感・雑学

否応なく自然は変わる

ご存知ですか?

この30年で、日本の海水温は1度上昇しているそうです。

すると、何が起こるか?

単純な話、北に済む魚は快適な水温を求め、より北に移動します。

近年、北海道ではかつてあまり水揚げのなかった魚が多く水揚げされるようになっています。

ブリやサバ、いわしなどです。逆に、鮭やイカは年々、減ってきています。

一概に海水温の上昇が原因とはいえず、他国の乱獲や、生態系の微妙な変化、様々な要因がありますが、その大きな一因であることはたしかです。

同時に、魚の産卵期がどんどん遅くなっているという話も耳にしました。これは多いに海水温と関係があります。鮭でも、通常なら10月末には多くが産卵のため川へ遡上しますが、今は11月末まで回遊しています。

今年は、陸でも気温が高く、大きな台風が何度も上陸しましたが、海の環境も大きく変わってきているようです。

人間はどう生きるか?

哲学レベルの高尚な話ではなく、生存レベルの原始的な問題として、私たちはどこに住み、何を食べ、どう生きるか、考えなくてはいけない時期が来てると感じます。

自然の変化は、どうしようもありません。その原因を科学者が突き止めたところで、海水温の上昇は止められるかというと、難しいでしょう。台風を反らせることができないのと同じように、自然の前で、人間が無力です。

ならば、人間が、変化しなくてはいけない、と思います。原因を調べてから、研究してから、では遅い。もう皆、体感レベルで分かってることなのに、その結果を待って、何ができるでしょうか。

私の構想するレストランは、100年持続するレストラン。100年というのは、少なくても3世代が引き継いでいけるだけの持続性の高い期間という意味で、絶対に1代では終わらせないぞ、という意思表示でもあります。

誇りはもってもこだわりすぎず、変化していけるレストランで私たちはありたいと思います。