私は思います。
IOT(インターネット・オブ・シングス)すべてのものがインターネットに繋がるようなデジタル時代に必要なのは、アナログ的な人間力だと。
利用するのは人間です。たとえシステムに狂いがなくても、人為ミスがおこればすべて狂ってしまう。時々、そんなニュースも耳にします。
アナログの魅力
アナログの魅力は、人間特有の感覚が働くほど、光ります。
ソムリエはワインをテイスティングするとき、全感覚をグラスに注ぎこみます。その時、ふと、幼い頃に連れていってもらった動物園の記憶が蘇ることがある。それは、AIが完ぺきに分析して表現するよりも、情緒に富んでいます。
「このワインはどこか、幼い頃に連れていってもらった、動物園を思い出させるんです。あ、くさいわけじゃないんですよ。」
そんな会話をお客様と楽しめます。
アナログ的な人間力はなぜ必要か?
デジタル社会において、アナログ的な人間力がなぜ必要なのか?
私はこれまで、ただの懐古主義的な感情で、自分自身が思っているかもしれないという疑いがありましたが、それだけではないなと思うようになりました。
なぜなら、アナログ的な人間力は、デジタル社会において、個の輝きを持つからです。戦略的に最も重要に思っている独自性。それはアナログ的な人間力が光らせてくれる。
デジタルでの事務的なやりとりの中に、人間的な気遣いがあると、ホッとします。ネットショッピングでも、自動返信ではなく、担当者の個人的なエピソード、ストーリー、感覚がさらっと書いてあると、とたんにそのショップを好きになってしまいます。
HICOはやはり、アナログ的な人間力を軸に、成長していくお店なんだと思います。
コロナショックにより、人の暮らしから考え方、働き方は大きく変わるのでしょう。
どうなるのか?というよりも、どう生きたいのか?
たいせつな人たちと楽しく人生を送る為に必要な資産と、生き方を、ない頭で頑張って考えてます。あなたのお役に立てれば幸いです!