何のために私はレストランを開業するのか、そもそもそこに大義はあるのか?
毎日、思わなければ血肉にはならないと思います。私は特に、忘れっぽい人間です。何を忘れても、この世に生まれた使命は片時も忘れてはいけません。
しかし、何のために?と問われて、はたと立ち止まりました。
縁を持った人に、恩と感謝を返す為。
それで、すべてを言い含められるのかというとそうではない気がしてきました。社会から見た視点が欠けているからです。
100年持続するということは、持続できる大義がなくては、成らないでしょう。私個人の大義で持たせられるのは30年が限界だと思います。たとえば、次の代を継ぐ人が何のためにレストランをやるのか?その理由を作っておかないと続かない。
それには前提として、人の幸福に影響を与え、地域に根付き、多くの人からなくてはならないレストランとして必要とされるべきです。
そう考えると、まだ、すべてを言い含める言葉を私は創り出せていない気がしてきました。考えや想いは、ある。ただ、何のためにレストランをやるのかと聞かれて、深く納得してもらう言葉を端的に述べるにはまだ未熟です。
人生最高の美味しい記憶をお作りしたい。
というコンセプトは変わりはしないのですが、では何のために?というところです。
日々、思い、振り返り、積み重ねていけば、自然と湧き出てくるであろうし、時代の変革期に焦って決めてしまわなくても良い、、、といううのは甘えでしょうか。でも、それ以外に、愚鈍な私の考えをまとめていく方法は見当たらないのです。
コロナショックにより、人の暮らしから考え方、働き方は大きく変わるのでしょう。
どうなるのか?というよりも、どう生きたいのか?
たいせつな人たちと楽しく人生を送る為に必要な資産と、生き方を、ない頭で頑張って考えてます。あなたのお役に立てれば幸いです!