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理念とコンセプト

石窯がなくても、カルツォーネ!

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ベストな環境が作れないなら、工夫して似た環境を作ればいい

HICOの看板料理候補、カルツォーネ。

その構想は、ずっと前からあったものの、実際に作ってみる段階までいっていませんでした。

理由は、石窯でしか焼けないカルツォーネが売りなので、家庭用のオーブンや、トースターなどでは、うまく作れないことがわかっていたからです。この冬くらいに、石窯と同じまでいかなくとも、近い条件の窯を購入して、実験していく計画でした。

石窯がなくても作れる!

でも、ちょっと待てよ。と思い立ちました。

油で揚げたらいいじゃないか。石窯は400度を超す、超高温の輻射熱で焼き上げるので、それとは条件が違いますが、オーブンなどで熱を放射させて加熱するよりも、液体の中に浸す方が熱の伝達は格段に早いのです。沸騰したお湯でボイルするのと、揚げるのと、仕上がり時間が違うのはその為ですね。

一度、その根拠を研究したいと思います。今後の、勉強課題です。

環境は工夫して作る

ということで、やってみたところ、正解。

期待以上に、仕上がりが良かった。生地も表面はサクッとして、内側は弾力のある食感が残っています。これで、メニュー開発が具体的に進められる。出張料理やオードブルにも使っていけます。

考えてみれば、カレーパンも似たような発想です。実はこのことに気が付いたきっかけが、そのカレーパンでした。

石窯という、ベストな環境を整えるのが難しいのなら、似た環境を工夫して作ってくればいい。もっと、早くに気付くべきでした。設備コストもかからず、いまの延長でできる方法があったのですから。

良い発見が出来ました。

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