人を育てること

徳川家康の人材マネージメント

徳川家康という人は、ずば抜けた能力はなかったのに天下を取れた。

らしい・・・。

そんなわけない、と思う一方、ではなぜ天下をとれたのか、興味が湧きました。

少なくとも265年という、長期政権を築いたわけです。

その仕組みの礎は、家康がほとんど作ったというから、只者ではないと思うのですが・・・

100年レストラン事業を築く身としては非常に気になります。

家康の理想の人材像

こんな逸話が残ってます。

素手で刃物を獲る馬鹿」という話。

あるとき、家康の居城、浜松城で気の狂った者が無差別に太刀を振り回し暴れ始めた。

人を見ると傷つけ、城内は大騒ぎ。

そこへ太刀をかわしながらスルスルと懐に入り、素手でその狂った者を押さえつけた武人がひとり。

周囲は手をたたいてその者を讃えて、当然、家康も褒美を出すものと皆が思ったところ、家康は何といったか?

「そのたぐいの者、当家にとっては無用である」

ヒーローはいらない

家康によれば、刃物に対して素手で立ち向かうような人に大事は任せられないという。

刃物には刃物、もしくはしかるべき道具を用意するとか、大勢で取り囲むとか、工夫をこらすべきで、しかるのちに大事に至ることなく捕らえるのが徳川家が求める侍だというんですね。

素手で捕えようとする魂胆は自分への称賛欲しさにやる馬鹿がやることで、自分が目立つことしか考えていない

そういう者に軍勢をあずけたらどうなるか?

自らの褒章のために抜け駆けし、身勝手に戦をして、ついには全軍の崩壊を招く要因を作るかもしれない。

ヒーローはいらない、というのが家康の考えだったようです。

具体的な指示は与えない

本多平八郎忠勝は、家康について、こう語っています。

「わがあるじは、ハキとしたことは申さざる人」

家康の指示の与え方はとてもおおざっぱで、あとは当人や裁量に任せることが多かった。

だから部下は、具体的にどうするのか考えざるをえません。

現代で推奨されている指示の与え方とは真逆です。

いまは具体的に指示を与えないと、人は動かない。

いや、順序だって説明しないと、動けなくなったのか。

2つの学び方

新人を教える時、その人が伸びるかどうかは初日でだいたいわかります。

教えられたことを教えられたとおりにやるか、それとも自ら工夫しようとするか。

伸びる人はたいがい後者です。

家康が求める人材もおそらく後者であったでしょう。

経営者が何から何まで考え、指示を出していたら、組織が成長するスピードは鈍化します。

 

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HICO
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ほんの小さな感動が、誰かの人生をちょっと変える。そんな食体験を通して人類に貢献することが僕の使命です。目標は「100年レストラン事業」。お金も才能も人脈もありませんが、実現させるために日々、愚直に考えていることを綴ってます。
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