人を育てること

本の読み方で仕事ができるか分かる

先日、立ち読みをしていたら、面白いことが書いてありました。

本の読み方で仕事ができるかどうかが分かる、というのです。どういうことかと読んでみると、最初の1ページから生真面目に順番に読んでいく人は仕事の段取りが悪い人だという。

小山昇氏、という経営者の本に書いてました。経営する会社(株式会社武蔵野)は毎年増収増益。15年連続だったでしょうか、、、国内で唯一、経営品質賞を2度受賞しています。

本は、『小山昇の超速仕事術』(PHP研究所)。その中で、仕事が早い、というのは、作業スピードももちろんあるが、本質はそこではなく、「何をやるか」と「何をやらないか」をはっきり決めているかどうか、だというのです。

本の読み方にもその考え方は現れるといいます。仕事の早い人、本質を掴んでいる人は、律儀に最初のページから1ページずつ読みやしない。

小山氏がどういう読み方をしているかというと、、、これが斬新でした、まず「あとがき」を読む。次に「まえがき」を読む。そして、章ごとに本から切り取り、必要なところだけ残してとっておき、あとは捨てるのだそうです。

私自身は、本は大切にしなさいと教えられてきたのもあって、本に文字を書き入れたり、線をひっぱたりするのさえ抵抗がありましたが、今は躊躇なく、書きこむようにはなっています。ただ、必要でないところは破って捨てるという発想はありませんでした。

言霊

泉鏡花という作家がいます。明治に活躍した作家で、この方の文章はほんとうに美しく、題材はいってしまえば「幽霊」ばっかり書いているのですが、その文章の品の良さからオカルトや、怪談話とはまったく違う、独自の世界を持っていました。

何が出典か忘れてしまいましたが、泉鏡花のエピソードで、文字の書かれたものは跨ぐことさえ忌み嫌っていたそうで、家人が新聞の端をすこし踏みつけようものなら顔を真っ赤にして怒ったといいます。

言葉には魂が宿る。本気でそう信じていたからです。

料理人にとっての包丁のように、言葉は作家にとって、もっとも大切な商売道具ですから、粗雑に扱わないのは当然かもしれません。仕事の成果、効率を求めれば、小山昇氏の読み方は参考になりますが、私はやはり、本は大切にしながら、インプットには最大効率を求めていきたいと思います。

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HICO
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ほんの小さな感動が、誰かの人生をちょっと変える。そんな食体験を通して人類に貢献することが僕の使命です。目標は「100年レストラン事業」。お金も才能も人脈もありませんが、実現させるために日々、愚直に考えていることを綴ってます。
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