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人を育てること

トヨタの5Sに習う

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整理・整頓・清掃・清潔・しつけ

トヨタの改善活動は、非常に有名です。派手さはない。地味ですが、HICOの大事にしている基礎が詰まっている。

「5S」という有名な概念があります。

整理・整頓・清掃・清潔・しつけ。

10年前は、なんだそんなことか、と軽く考えていました。でも、仕事を深めていくと、仕事の基礎の大部分が含まれていることに気付き、自分の見識が浅かったことを恥じています。

仕事の基礎

仕事と趣味の大きな違いは、それによって賃金が発生するかしないかでしょう。ではなぜ賃金が発生するか?それは利益を生んだからです。では利益はどこからくるのか?

付加価値を産み、その対価としてお客様から頂きます。

それと、5Sと何が関係しているか?

レストランであれば、清掃を欠いていると、お店は致命的です。また、整理・整頓ができていなければ、混み合ってきたときに、塩はどこへいった?レードルはどこおいた?など、たくさんの無駄が発生し、料理提供を遅らせてしまうかもしれません。お客様にとっては迷惑です。

清潔さがないスタッフなんてもってのほか。嫌われます。

これらを全員が当たり前にできるようにしつけなければ、人はまとまりません。ルールなき組織は、滅亡するのも早い。各自が好き勝手やっている組織に、お客様は魅力を感じません。野球でもサッカーでも、チームを組むからこそ勝てるのであって、スタンドプレーがいくらよくても、負けるものは負ける。

5Sを徹底するだけで差別化できる

仕事もこの繰り返し。逆にこれらができるようになれば、逆のことが起こると思うのです。

お客様には好かれる。物を探す手間、無駄が減る。生産性が上がり、空いた時間はお客様の為に使える。よく整えられたスタッフ間の連携は、お客様を感動させることさえあるでしょう。

これらがきちんと出来ているお店が少ないので、それだけで差別化できます。

ものを探す手間

特に、複数の人とチームを組んで働く場合、ものの定位置を定めることはとても重要です。

共有で使っているハサミがあるとします。使った人はまた使うからと、その辺においておくと、他に使いたい人がいた時に、困ります。まず、ハサミを探すところから動かなければならない。

これを探すのに、20秒かかったとします。それが一日一回あれば、年間で2時間のロスです。これが3つも4つもあったらどうでしょうか?その時間を、お客様へのサービスにあてたり、料理の研究開発にあてたり、勉強の時間にあてたり、有意義に過ごせるものを、無にしてしまいます。

レストランの厨房でも、5Sは外せません。

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