スポンサーリンク

人を育てること

レストランの人材育成について

投稿日:

人を育てることは社会生活を送る上で、最も大事な恩返し!

100年持続するためには、人をどうやって育てていくか?

ということが重大事です。

ひとりで細々と運営していくつもりはありません。

私は受けた「恩」というのを生涯大事にしたいと思っています。

だから、やるからには、ここまで育てていただいている社会に対し雇用を創ったり人の夢を支援したり、スタッフの生活を成り立たせたりして、還元していきたい。

人を育てることは最も大事な恩返し

人材教育は言恩返し。

私は、そう考えています。

ただ、労働のあり方はいま混沌としています。

以前も書きましたが、残業は社会悪になり、生産性を上げることなしに存続は難しくなってきます。

まして飲食店は拘束時間が長く、レストランサービスひとつとっても覚えることはたくさんあり、就労時間だけで学ぶことは困難です。

とてつもなく時間がかかる。

従来、レストランの仕事は「見て覚えろ」「家帰って勉強してこい」の世界です。

考えてみれば、当たり前です。

お客様を実験台にするわけにいきません。

でもそれでは、今の時代、人はきちんと育たない。

効率もよくない。

以前、ホリエモンこと堀江貴文さんの「寿司職人が何年も修行するのはバカ」発言がありましたが、その表現は別にして、その趣旨には同感です。

大事な条件

でも、条件があります。

基礎が備わっていること

見習いが最初、皿洗いから始めるのには理由があります。

まず、レストランが守らなければならない絶対原則を知らなければなりません。

それは、衛生。食の安全です。

お客様の口に入れるものに対する意識がきちんと備わっているか?知識はあるか?が何よりも大事なのです。

それをすっとばして、食材を触るなんてもっての他だと思います。

当レストランがスタッフにまず求めるのは、そうした「基礎」を理解して行動できるかどうか。

どんなに仕事が出来ても基礎を疎かにしては、事故が起こる可能性がある。

そうなってからでは遅いですよね。

仕込みよりも研修に時間を割く

お金を頂く以上、プロでなければならないと思います。

アルバイトも社員も関係ありません。

それはお店としても同じこと。

だからスタッフには誰が対応しても恥ずかしくないように、「すみません、新人なんで、、、」というみっともない言い訳をしないように、指導します。

極端に言えば、手の込んだ料理の仕込みをするくらいなら、人材育成に時間を割いて、お客さんの期待を上回りたいと思っています。

決して、料理の満足度を軽んじているわけではないのですが、「人」自体に感動してもらう方がずっと価値が高い、というのが当レストランの考え。

IoTやAIのデジタル技術が進めば進むほど、そんなアナログな魅力が際立つと思うからです。

よく読まれている記事

1

世の中の99%の飲食店が「味」で勝負する中、「吸い込むスピード」で勝負した人がいます。 藤田田氏です。 最近、藤田氏の著作を読み返していて、改めてその視点の高さと、数学的根拠から発想した施策の数々に驚 ...

2

生物学から読み解く料理のヒント イカやタコはどのような進化を経て、いまの姿になったのかご存知ですか? 先日読んだ本『ウニはすごいバッタもすごい』(本川達雄著/中公新書) で詳しく知ったのですが、元々は ...

3

白いやつの正体とは? 魚や肉を上手に料理するには、たんぱく質の理解が欠かせません。 たんぱく質をどう料理するのが適切か学んでいる中で、魚を焼いた時、白い塊、時には液や泡のような<白いやつ>が出てくるこ ...

4

集客は、アイデア次第。 お金を使って集客はできますが、考えることで、コストを大幅に削減することができます。 かならずしも、広告媒体を使う必要はないのです。 スターバックスの集客アイデアは、他の飲食店で ...

5

科学的に美味しさを考えてみる 以前、美味しさの構造について書きました。 環境が美味しさに及ぼす影響が大きいと、その時に答えを出していますが、もう少し科学的見地から考えるとどうなるのか?人が単純に、口に ...

6

面白い本を読みました。 マーケティングの本ですが、事例が豊富で、セールスのヒントが詰まってます。 ジョセフ・シュガーマン著『シュガーマンのマーケティング30の法則』(フォレスト出版)。 その第一章から ...

-人を育てること

Copyright© 東京・高尾のグランピングレストラン かくれんぼ , 2019 All Rights Reserved.