その他大勢の中に埋没しないために
Facebook広告を通して、いいね!をくれた人にコンタクトをとっています。
なぜ、いいね!をくれたのか、率直にお聞きすると、意外と皆さん、返信をくれます。すると、どう考えたのか、直に聞けるので、得るものは多い。
料理を提供するのが仕事?
ある方が、返信をくれた中にこんな文面がありました。
「体が不自由でなかなか外出できない人や、老人を対象にする、そんなシェフ聞いたことないのでは、ないでしょうか」
私としても、子どもがいる世帯か、高齢者がいて外食もままならない世帯が良いと思っていましたが、人からそういうわれると、さらに勇気づけられます。それに、そう考えていながらも、完全に、絞っていませんでした。
また、「料理を提供するのが、仕事だとお考えなら、その他大勢の料理人と同じになりますから、需要の有無に関係なく埋没してしまうかも、しれません」とも言ってくれました。
見ず知らずの人間にここまで親身になって言葉をかけてくれたことがまず嬉しいですよね。
敵がいない市場とは
あらためて考えてみました。HICOの仕事とは何か?
一生忘れない美味しい記憶を創って差し上げること。料理を作るのは手段であり、目的ではないんですよね。
じゃあそのために誰を対象とするのか?
出張料理の場合、外食したくても出来ない世帯。Facebookを通して、つながりを持てた方の仰る通り、「体が不自由でなかなか外出できない人や、老人を対象にする」他の誰もやっていないこと、なのです、
ちなみに私が活動している地域は他に出張料理サービスをしているところはありませんので、それだけである意味、市場は独占できるのですが、さらに絞り込むことで、ますます敵は少なく、参入しづらくなります。
先に始めれば始めるほど先行者利益があるからです。
高齢者のいる世帯をターゲットに?
一度、Facebook広告で、テストしてみようと思います。これまで、2回、広告を打ちました。最初は、出張料理可能範囲に在住している28歳以上の女性だけに絞って。2度目は、出張料理可能範囲に在住している男性、28歳以上に絞って。
28歳以上としたのは、若い世代で、出張料理サービスを利用したいと思うニーズは少ないだろうと考えたからです。
広告のキャッチ、Facebook上で広告を出した際、もっとも目立つフレーズは、2回ともターゲットに合わせて変えました。女性をターゲットにしたときは、「自宅にシェフを呼んで創作イタリアンを楽しもう!」。男性をターゲットにしたときは、「自宅にシェフを呼んで奥様を喜ばせたいご主人へ」。
次は、高齢者のいる世帯を狙いますから、たとえばシンプルに「介護などでなかなか外食できない方へ」と変えて打ってみます。
コロナショックにより、人の暮らしから考え方、働き方は大きく変わるのでしょう。
どうなるのか?というよりも、どう生きたいのか?
たいせつな人たちと楽しく人生を送る為に必要な資産と、生き方を、ない頭で頑張って考えてます。あなたのお役に立てれば幸いです!