HICOにおける料理の設計5大要素
昨日、出張料理メニュー概要について書きました。
メニュー構成のポイントのひとつは、2割の料理にとことん力を入れる事です。
見た目のインパクト、盛り付け、料理としての完成度、そして独自性、すべてにおいて、考えうる限り最高のレベルで提供できるよう考えるのです。
「コレが食べたいから、お願いした」というくらいのものを作る。レストランにおける、スペシャリテです。
スペシャリテ
このスペシャリテには、以前このブログ『借金500万円からの開業奮闘記』でも書いた、たこの冷製パスタ仕立てにしたいと思っています。理由は、そのオリジナリティと、提供方法の多様さ、盛り付けの自由度、料理としての完成度など、まだまだ高められる要素があり、何より、他のどこでも見たことがないからです。クックパッドで調べても出てきません。それだけでも第一難関は突破しているように思います。
料理の設計5大要素
さて、設計をするのに、何が決め手となるのか、考えました。
導き出した答えは、以下です。
1.デザイン
・・・思わず写真を撮りたくなるようなデザインか?
2.香り
・・・食べる前から食欲をそそる香りを放っているか?
3.味わい
・・・五味(「甘味」「酸味」「渋味」「塩味」「旨味」)と食感の表現バランスはどうか?
4.価格
・・・その料理に自分なら最高、いくら払えるか?
5.独自性
・・・どこかで見たような、食べたような料理になっていないか?
以上、5つの要素を、料理の設計5大要素としました。
明日は、この5大要素をもとに、スペシャリテを設計していきたいと思います。
コロナショックにより、人の暮らしから考え方、働き方は大きく変わるのでしょう。
どうなるのか?というよりも、どう生きたいのか?
たいせつな人たちと楽しく人生を送る為に必要な資産と、生き方を、ない頭で頑張って考えてます。あなたのお役に立てれば幸いです!