サービス哲学

なぜ下手にでてはいけないか?

 

サービスというのは、お客さんの言うなりになることではありません。

それでは奴隷です。

サービスは、お客さんを感動させる素晴らしい仕事。

誰にでも出来ることではない。

お客さんに媚びへつらい、ご機嫌をとるのは違います。

むしろ、下手に出れば出るほど、良いサービスは出来なくなる。

 

下手に出ると何が起こるか?

レストランで料理提供する時、その料理を最大限に美味しくするのはサービスです。

面白いのは、サービスマンの個性により、印象を変えてしまうこと。

ロボット、AIの発達により、ただ料理を運ぶだけのサービスは価値がなくなりますが、ひとりの個性ある魅力的なサービスは、価値がある。

料理の実態よりも美味しく感じさせるのが、サービスの力です。

下手に出ることは、その逆効果を生みます。

平身低頭、「お待たせして申し訳ございません、お料理お持ちいたしました。」

そこまで待ってもいないのに、ペコペコして持ってこられると、かえって卑屈に感じるものです。

「申し訳ございません」や「すみません」という言葉は、一般通念としては謝罪を意味します。

それを多用するのは、著しく、自分の価値を下げることにもなる。

また、先にそのような言葉を挟んでおくと、クレームにつながりにくくなるのではという、ずるさがあります。

きちんと料理を作り、恥じない仕事をしていればそんな卑屈になる必要もありません。

誤解を恐れず言えば、お客さんとレストランとは、感動と感謝の交換であり、その立場は対等です。

むしろ、レストランという限られた空間の中で、料理のこと、ワインのことを良く知っているのはお店の方です。

決して上から目線、という意味ではありませんが、上段に立つくらいで、丁度良い。

 

ABOUT ME
HICO
HICO
ほんの小さな感動が、誰かの人生をちょっと変える。そんな食体験を通して人類に貢献することが僕の使命です。目標は「100年レストラン事業」。お金も才能も人脈もありませんが、実現させるために日々、愚直に考えていることを綴ってます。
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