戦略とマーケテイング

小規模事業者が<最短最速>で成果を上げる戦略的なブログ(記事)の構築方法

ホームページが完成!

でも、すぐに上位検索されるとは限りません

なぜなら、多くの業種では競合がおり、長く情報提供している競合他社に対し、設立間もないサイトが検索で上回るのはありえないからです。

ただし、それは<ビッグワードなど検索数の多いキーワードで検索した場合に限る>という認識がきわめて重要。

ビッグワードとは、検索エンジンで多く検索されるキーワードのことです。

なお、業種業態、競合の強さによって、どこまでがビッグワードといえるかは変化するとお考えください。

たとえば、東京都八王子市で、イタリア料理店のホームページを立ち上げたとします。

「八王子 イタリアン」

これでは、食べログやぐるなびなどのポータルサイトを除いたとしても、競争率が高いのはわかると思います。

そこを狙って、ホームページを設計すると、上位検索されるのは難しい。

では、

「八王子 イタリアン 魚」

ならどうか?

キーワードが絞られる分、検索ボリュームが少なくなりますが、魚料理が強みのイタリア料理店で設計すれば「八王子 イタリアン」など検索数の多いキーワードで検索されたときよりも上位検索が狙えます

さらに角度を変えて、

「八王子 イタリアン 早朝営業」

これならどうでしょうか?

八王子に早朝営業しているイタリアンが1軒しかなければ、上位検索される確率は非常に高くなります。

飲食店のような店舗型ビジネスの場合、MEO対策を普通に施せば、まずトップで検索されるでしょう。

ホームページを設計するときには、このように「選ばれる理由」を考えて設計しないと、WEB上で集客できません

つまり、顧客のニーズと、自社の強みを掛け算しながら、競合他社と被らない、キーワード設定をする必要があります。

でも…

ホームページはすでにあるし、ここからどうやって、上位検索を狙えばいいんだろう?

と思われた方がいるかもしれません。

ご安心ください。

ホームページを育てるもっとも持続性のある方法は、ブログ記事やお知らせの更新です。

上記を意識しながら、定期的に記事を更新していくことで、必ず上位検索されるようになります。

もちろん、多少の時間と手間はかかりますが、もっとも効率よく、戦略的に自社のターゲット顧客を集めていく方法をこれからお伝えします。

小規模事業者が<最短最速>で成果を上げる戦略的なブログ(記事)の構築方法

ホームページにユーザーを集める方法は大きく分けて3つあります。

  1. お金をかける(WEB広告、チラシ、雑誌、新聞…etc)
  2. 時間をかける(ブログ更新を含むSEO対策、SNS、Youtube…etc)
  3. 人にかける(営業、紹介、顧客フォロー…etc)

手っ取り早く集客するなら、お金をかけるしかありませんが、ここでは【②時間をかける方法】の中の<ブログ更新>について解説します。

なお、①お金をかける方法のご紹介は下記をご覧ください。

Google広告の初期設定とその概要ホームページを作っても、そこに訪れてくれるユーザーがいなければ意味がありません。 ですが、ホームページ公開してすぐにキーワード検索...

1.戦略の軸を定める

まず、ご注意いただきたいことがあります。

最短で、上位検索を目指すなら、やみくもに、行き当たりばったりで記事を更新しないでください

もちろん、徒然なるままに書きたいのだ、という方針の場合は構いません。

実際、続けていれば、まぐれ当たりがあることも珍しくないです。

ただここでは、戦略的に、ブログ更新で成果を上げるやり方をお伝えしますので、まずは「戦略の軸」を定めることをおすすめします。

戦略の軸とは何かというと、

誰に、何を、どうする?

です。

前述の、東京都八王子市イタリア料理店の事例で、考えてみましょう。

  • 誰に・・・
    昼間は忙しく、夜は健康のことを考え、早く寝るので、朝食をしっかりと摂る50代夫婦が、
  • 何を・・・
    自家菜園で育てた野菜をふんだんに使用したオードブルと、手打ちパスタが自慢のイタリアンを朝6時から7時30分まで利用して、
  • どうする?・・・
    朝から頭がさえわたり、その後の仕事がはかどるばかりか、夫婦間の会話が増え、心身ともに健康で、幸福感を感じた。

このように、顧客視点で、明確に「誰に、何を、どうする?」を定めないと、自社に利益をもたらす顧客を集めることはできません。

中でも「誰に?」という設定が大事なのはいうまでもないでしょう。

いまいちピンとこない、という方は下記をご覧ください。

ビジネスモデルとマーケティングの違い(戦略と戦術の違いについても解説)ビジネスモデルとは何ですか? ➡儲ける仕組み マーケティングとは何ですか? ➡売れる仕組み...

注意点:「戦略の軸」の精度を上げるには?

一点、ご注意いただきたいことがあります。

「戦略の軸」を決めるのは、3C分析をした上でないと、結果は望めません

3C分析とは、

  1. (Customer)市場・顧客のニーズ、課題について
  2. (Competitor)競合の強み、弱みについて
  3. (Company)自社の強み、弱みについて

これらを書き出して、把握することです。

上記の東京八王子の早朝から営業するイタリアンは、思い付きレベルの事例ですが、根拠がないわけではありません。

なぜかというと、事例とする前に、上記3点を軽く検討したからです。

こんな風に。

  1. (Customer)市場・顧客のニーズ、課題について
    ➡夜は食べずに、朝と昼に野菜中心でしっかり食べる習慣にする人がいる。
  2. (Competitor)競合の強み、弱みについて
    ➡エリア内で、上記のニーズを解決できるお店はない。
  3. (Company)自社の強み、弱みについて
    ➡野菜中心で、しかも朝から健康的な食事と、カフェやファミレスにはない空間を提供できれば、チャンスがあるのでは?

事例が事業構築のようになってしまいましたが、ブログ記事はそうではないので、この程度の検討でも十分です。

でないと、時間がかかりすぎて、記事更新できません(笑)

なお、当然ですが理想はホームページ設計の段階でこれが明確になっていることです

2.勝てるキーワードを選定する

「戦略の軸」ができたら、キーワードの選定をします。

まずは、戦略の軸に基づいて、キーワードを10個前後リストアップしてください。

注意点は、感覚で言葉を選ばないこと

たとえば「ピザ」と「ピッツァ」どちらがどれだけ検索数が多いかわかりますか?

答えは「ピザ」。

これは感覚でわかる方が多いかもしれませんが、検索数にどれくらい差があるか、正確に言える人は少ないでしょう。

正確には…

「ピザ」の月間検索数:823,000件

「ピッツァ」の月間検索数:12,100件

実に68倍も「ピザ」の方が多いわけです。

これを調べるにはGoogleが提供している「キーワードプランナー」を使いますが、Google広告アカウントを作り、実際に広告を出さないとこのサービスは使えません

Google広告まで使わないよ、という方は、無料で使えるGoogleトレンドで調べるだけでも良いでしょう。

下記は実際にグーグルトレンドで「ピザ」と「ピッツァ」を比較した画像です。

青の線が「ピザ」赤の線が「ピッツァ」

また、Googleトレンドは、キーワードの季節指数もわかるので、ブログ記事を更新する際にちょっとリサーチするだけでも、効果的な記事が書けるようになります

でも…

うちは専門店だから<ピザ>じゃなくて<ピッツァ>という言葉を使いたいんだけど…

そんな場合があるかもしれません。

大丈夫です。

狙ったキーワードは「見出し」に使用して、本文は、任意のキーワードでも構いません。

後で述べますが、選定したキーワードは、見出し部分で使用します。

重要なのは見出しにキーワードを散りばめることなので、本文は、わりと自由に考えた方が良いのかなと思ってます。

集客できるキーワード(=お客さんが使っている言葉)で記事更新するのが基本姿勢ではありますが、ブランディングにもかかわることだからです。

注意点:定番キーワードと記事用キーワードを分ける

キーワード選定では、定番と、記事用と、分けてお考えになると良いと思います。

■定番キーワード:
自社の強みや特徴を決定づける要素で、記事内容が変わっても使い続けるもの

■記事用キーワード:
記事の内容に応じて、変化するもの。定番キーワードにならない副次的なもの

前述の、東京都八王子市イタリア料理店の事例でいうと、

■定番キーワード:
➡八王子,イタリアン,早朝営業,野菜,手打ちパスタ

■記事用キーワード:
➡健康,50代,夫婦,生活習慣病予防

実際にブログ記事を書くときは、記事用キーワードを「見出し」に使用しながら、定番キーワードを絡めていくやり方になります。

定番キーワードは、記事以外のコンテンツにも、含まれていると思いますので、不自然であれば使用する必要はありません

あまり不自然にキーワードを並べると、Googleのアルゴリズムは低評価を下すといわれていますので、ご注意ください。

3.記事のシナリオ構成を整える

SEOの知識も大事なのですが、ユーザー視点で考えると、記事の内容が「読みやすい、伝わりやすい」ことの方が重要だと考えています。

その手法はたくさんあるのですが、ここでは代表的な「伝わる」書き方をご紹介しましょう。

PREP法

PREP法とは、

Point :結論・主張
Reason :理由・根拠
Example:具体例
Point :結論・主張

の頭文字をとったライティングモデルで、シンプルな記事を書くときにはこれに当てはめるだけで良いでしょう。

書いているうちに、どんどん話が横道にそれて迷子になってしまう方には特におすすめ。

先にPREP法で骨格をまとめておけば、そんな心配はいりません。

そして、戦略の軸を設定していれば、さほど難しくないはずです

前述の、東京都八王子市イタリア料理店の事例で、考えてみましょう。

「戦略の軸」はこうでした。

  • 誰に・・・
    昼間は忙しく、夜は健康のことを考え、早く寝るので、朝食をしっかりと摂る50代夫婦が、
  • 何を・・・
    自家菜園で育てた野菜をふんだんに使用したオードブルと、手打ちパスタが自慢のイタリアンを朝6時から7時30分まで利用して、
  • どうする?・・・
    朝から頭がさえわたり、その後の仕事がはかどるばかりか、夫婦間の会話が増え、心身ともに健康で、幸福感を感じた。

これを、PREP法にあてはめると…

  • Point
    八王子で、自家菜園野菜のオードブルと本格手打ちパスタが朝6時から楽しめます!
  • Reason
    野菜はすべて無農薬。手打ちパスタもすべて自家製。八王子で、健康に配慮した本格イタリアンを早朝から楽しめるのは自店だけ!
  • Example
    健康のことを考え、夜ごはんは控えめにして、朝と昼にしっかり栄養を摂る50代のお客様から喜んでいただいてます。
  • Point
    朝6時からオープンしていますので、自家菜園野菜のオードブルと本格手打ちパスタが自慢の当店で、こころ豊かな早朝ライフをお楽しみください。

これをベースに、肉付けして記事にするわけです。

4.最低限のSEOノウハウを知る

さて、ここまでで、記事を書く準備は整いました。

ここまでするの?と思われたかもしれません

実はこれでもやることを絞って、必要最小限にしています。

本気で運用するなら、チラッとご紹介したキーワードの月間検索数やトレンドをもっと緻密に計算して、もっとも成果のあがるマーケットを絞り込み、SEO戦略を立て、中長期で狙いにいくでしょう。

しかし、小規模事業では時間にも労力にも限りがあります

本業がお粗末になっては、元も子もありません

SEOについても、知るべきことはたくさんあるのですが、日々更新していくにあたって、重要なことを、3つに絞りました。

覚えてしまえば、簡単なのでご安心を。

3つのSEOノウハウ
  1. 見出しにキーワードを入れる。
  2. 見出しの順番とルールを守る。
  3. 記事の文字数は2000字以上を心がける。

1.見出しにキーワードを入れる

ホームページにおける「見出し」は、新聞や雑誌の「見出し」と役割は似ていますが、見た目同様、構造が大事になってきます。

というのは、ホームページにおける「見出し」には、タグといって、html上で目印がついています。

「h1」から「h6」まで、6段階で設定できるようになっていて、数字が小さいほど、大きな見出しとなります。

ブログでいうと、

h1=ブログタイトル

h2=大見出し

h3=中見出し

h4=小見出し

h5=小小見出し

h6=小小小見出し

ちなみに、「h」というのは、Headingの略。

この構造をまず、理解してください。

そして、選定したキーワードを、この見出しで使用します。

前述したように、ブログ記事の場合は、定番キーワードを必ずしもすべて使用する必要はありません

記事用キーワードに絡めながら、不自然でなければ使っていきます。

2.見出しの順番とルールを守る

検索アルゴリズムに評価されるために、プログラムの構造上、重要なのが、見出しの順番を守ることです。

どういうことかというと、<見出し1(h1)>→本文→<見出し2(h2)>→本文→<見出し3(h3)>…というように、1から6まで、順番に使用していくのです。

なお、ワードプレスの場合は<見出し1(h1)>がそのままブログタイトルとなるので、実際の記事は<見出し2(h2)>からとなります。

そして、この順番にはほかにもルールがあるので、知っておいてください。

見出しのルール
  • 見出し1(h1)は、一度しか使ってはならない。
  • 見出し2~6(h2-6)は、何度使っても良い。
  • 見出し6(h6)まで必ずしも使う必要はない。
  • 見出し2~6(h2-h6)のあとに見出し2(h2)を使うのは良い。
  • 見出し4~6(h4-h6)のあとにそれより一つ小さい数字の見出しは使用してはならない。

ちょっとわかりづらいですよね(笑)

八王子の早朝イタリアンを例にするとこんな感じです。

  • 見出し1(h1)
    八王子で朝6時から楽しめる本格イタリアン
  • 見出し2(h2)
    朝6時から営業、自家菜園野菜のオードブルと本格手打ちパスタが自慢!
  • 見出し3(h3)
    レストランの特徴
  • 見出し4(h4)
    野菜はすべて無農薬
  • 見出し4(h4)
    自家製、手打ちパスタ
  • 見出し5(h5)
    麺は3種類
  • 見出し2(h2)
    八王子で、本格イタリアンを早朝から楽しめるのは当店だけ!
  • 見出し3(h3)
    健康に配慮する50代のお客さまに選ばれています
  • 見出し4(h4)
    お客様の声
  • 見出し5(h5)
    「その後の仕事がはかどりました」
  • 見出し5(h5)
    「久しぶりに夫婦でゆっくり話せました」
  • 見出し2(h2)
    朝6時オープン!健康で、こころ豊かな早朝ライフが楽しめる八王子唯一のイタリアンレストラン

なお、各見出しの間には本文がはいりますので、ご承知おきください。

3.記事の文字数は2000字以上を心がける

Googleは、

Word count is not indicative of quality(単語数は品質を示すものではない)

と明らかにしています。

なので、使われている単語数や総文字数によって、評価が分かれるということではありません。

ただし、文字数が少ないとユーザーにとって十分な価値を提供するものではないと判断される恐れがあります

必ずしも2000字以上ではないといけないということではないのですが、2000字を目安に書いていく方が無難でしょう。

事実、上位表示している記事ほど文字数が多い傾向にあります。

ここで、Googleが一貫して大事にしている哲学をご紹介しましょう。

ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

つまり、ユーザーにとって、価値ある情報を提供する記事を評価するということです。

◆ Googleの評価基準「E-T-A」について

ちなみに、Googleはウェブサイトを3つの指標で評価するとしています。

Googleの評価基準「E-T-A」
  • Expertise(専門性)
  • Authoritativeness(権威性)
  • Trustworthiness(信頼性)

余裕があれば、こうしたことも意識していくと良いでしょう。

まとめ

小規模事業者は、ホームページの運用に割ける時間も労力も限られています

SEO最適化の技術は年々、上がっていて、最低限の知識があればワードプレスでそれなりのSEO対策を施したサイトは構築可能です。

その中で、自然検索での順位を上げていくには、戦略的に記事を書くなど、工夫するしかありません

他にもSNSやMEO対策など複合的にからめていくのはもちろんですが、もっとも差別化を図れるのは、やはりコンテンツの中身。

まとめると、

  1. 戦略の軸を定める
  2. 勝てるキーワードを選定する
  3. シナリオ構成を整える
  4. 最低限のSEOノウハウを知る

これら4つをぬかりなく運用していければ、最短最速で、集客しやすいサイトが作れます。

とはいえ、なかなか簡単ではないのですが、知っているだけでも違うので、ぜひ日々の運用に活かしていただければ幸いです。

なお、ホームページの運用に関してのご依頼は、枠があればお引き受けできるかもしれません。

お困りの際は、ご連絡ください。

 

ABOUT ME
HICO(ぞろ屋)
バーテンダー➡料理人➡シニアソムリエ➡飲食店運営➡トップセールス・マーケター➡WEB制作/ECサイト運営/WEBライティング。 幅広い経験とスキルを活かしデザイナーやエンジニアでは作れない持続性のある戦略的サイト構築が得意。実はコンテスト受賞経験もあるシニアソムリエとしての顔も持つ。
大きな時代の変革期、負けない戦略はありますか?

世はまさに明治維新前後のような大変革期。人生も、ビジネスも『負けない戦略』が必要不可欠の時代となりました。

HICO’S BLOGでは、小規模事業のための勝てるホームページ制作や売れる仕組み作り、ビジネスモデル・マーケティングなど、時代や他社に【負けないコンテンツ】を忘備録としてとどめています。

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