ターゲットの属性と傾向からアプローチの仕方を考える
出張料理サービスのFacebook広告でAの広告とBの広告、どちらの方が、クリックしてくれる率は高いか、テストするための計画を練っています。
広告ターゲットは、A:高齢者のいる世帯、B:子供のいる世帯です。
高齢者のいる世帯に対してのイメージは①②でしてきました。今回は、③に続き、子供のいる世帯について出張料理サービスを利用する動機について考えます。
>>>Facebook広告のA/Bテスト計画①はこちら
>>>Facebook広告のA/Bテスト計画②はこちら
>>>Facebook広告のA/Bテスト計画③はこちら
どんな場面で「いいね!」と思うか
20歳から35歳が、手のかかる子供がいて外食したくても出来ない世代だと設定しました。
では、この世代が出張料理サービスを利用したいと思うのは、どういう場面なのか。深めていきます。
まず思ったのは、男女間で考えが違ってくるかもしれないな、ということでした。特に出産してから3歳くらいまで、女性は子育てに追われます。男にはできない仕事がこの時期は多いのです。
女性にとっては、たまには一人になりたい、という思いが強いかもしれない。子育てを仕事と捉えると、拘束時間は24時間だからです。その上、ご主人のご飯や洗濯など、考えてみれば結構ハードワークです。
だから、出張料理サービスは、料理だけじゃなく、後片付けから掃除まできれいにぴかぴかに仕上げます!というのを打ち出した方が良いかもしれない。出張料サービスそのものよりも、育児の合間の、つかの間の休息に対して「いいね!」と思ってくれるのではないでしょうか。
出張シェフサービスの意義
対して、男性の場合、女性の苦労は実感レベルでわかりにくいところがあります。それでも、奥さんを喜ばせて、ご機嫌をとっておくことは、多くの男性にとって、人生をより楽しく、スムーズに運ぶためには不可欠です。人によるかもしれませんが、心置きなく仕事して、遊ぶには、奥さんが不満だらけだと上手く行かないものです。
出張料理サービスは、男性にとって、奥さんを喜ばせる手段のひとつではないかと思います。たまにはラクしなよ、とプレゼントする。
また、子供がいて、夫婦間の会話も少なくなると、寂しいものです。そんな時間を埋めることもできるでしょう。自宅でシェフを招いて料理をしてもらうことは、どちらかが立ち働く必要がありませんから、会話もしやすい環境を作れます。
出張シェフサービスをする意義は、以上にあります。高齢者のいる世帯に対しては親への「恩返しのお手伝い」でしたが、子供のいる世帯に対しては、奥さんの「つかの間の休息」といえるかもしれません。
まとめ
外食したくてもなかなか出来ない世帯、A:高齢者のいる世帯とB:子供のいる世帯をターゲットに設定しました。
A:高齢者のいる世帯に対しての狙い
年齢:40歳~55歳の男女
テーマ:恩返しのお手伝い
B:子供のいる世帯に対しての狙い
年齢:20歳~35歳の男女
テーマ:つかの間の休息
以上で、ターゲットと、アプローチの仕方がはっきりしてきました。では、実際に、どんな言葉を使っていくか。明日、続けて考えていきます。
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コロナショックにより、人の暮らしから考え方、働き方は大きく変わるのでしょう。
どうなるのか?というよりも、どう生きたいのか?
たいせつな人たちと楽しく人生を送る為に必要な資産と、生き方を、ない頭で頑張って考えてます。あなたのお役に立てれば幸いです!