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戦略とマーケテイング

戦略思考とはどういうもの?

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戦略次第で勝敗が決まる

『溶岩焼とカルツォーネの店HICO』が成功するもしないも、戦略思考にかかっていると思います。戦略思考とは、ゴールから物事を組み立てる思考方法をいいます。

映画でいえば、クライマックスからプロローグを考える。料理でいえば、完成形から素材を考える。HICOの場合、100年続くレストランから今すべきことを考える。

そうすると、やること、やらないことが振るいにかけられます。取捨選択ができるわけです。やらないことを決めるのが戦略。誰かがそう言っていたのを記憶しています。

備中高松城の水攻め

戦国時代、失敗すれば、命はありませんでした。城主の場合、自分だけではない。家族や家臣たちの命を背負っていました。だから、戦略は命だった。

戦国武将たちの戦略を見ていると、感心しきりです。ご存知、豊臣秀吉の戦略は、中でも大胆でした。備中高松城の水攻めをご存知でしょうか。

備中高松城は、池や沼、田んぼに囲まれ、進軍しようにも足をとられる湿地帯のため、攻めにくい要害の城として有名でした。秀吉の軍勢はその頃、3万。対して、敵は1万に満たなかったと言います。その兵力をもってして攻めることもできたでしょう。ただ、もし、そうすれば、多くの兵力を犠牲にしなくてはならない。

そこで、秀吉は部下からのある奇策を採用します。それが、戦国史上、例のない水攻めでした。備中高松城は攻めにくい要害でしたが、海抜は低かった。秀吉は破格の報酬で農民たちの労働力を活用し、城の近くに流れる川をせき止め、堤防を作り、川の水をどんどん城の方へ引き込んでいきました。折しも梅雨の季節。備中高松城は、水面に浮かぶ孤立無援の城となったのです。

食糧調達も出来ない、援軍を呼ぼうにも近づけない、備中高松城が落ちるのは時間の問題でした。秀吉はいっさいの兵力を失うことなく、いわば、戦わずして勝ったのです。

戦略と戦術

これが、戦略思考のすごさです。戦略次第で、勝敗が決まる。それに付き従う、命が救われる。備中高松城の水攻めの際も、失った命は備中高松城城主だけでした。

私だったら、どうやって兵を進めるかばかりに気を取られていたでしょう。しかしそれは、戦略ではない。戦術から考えている時点で間違っています。

戦略と戦術は、似て非なるものです。戦略は、今ある資源をもってして、何をやるかを決めること。戦術は、どうやってやるかを決めること。備中高松城の話でいえば、水攻め、というのが戦略。川をせき止め、堤防を築くというのが戦術です。戦略が「what」なら、戦術は「How」。

戦略思考は、戦術からスタートしません。ゴールから物事を組み立てる、ということは、目的がまず、いちばん最初にあります。そこから逆算していく。目的⇒戦略⇒戦術。その順番です。

偉そうに解説していますが、実は自分に言い聞かせているのです。自分自身が、出来ていないから。

ただ、こうして文章にまとめていると、思考が整理され、意識下にはいってきます。

最近、目の前の事象にとらわれ過ぎているなと感じたので、戦略思考とはどういうものだったか?まとめてみました。

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