ふと、キャッチに魅かれて、手に取った本があります。
『医者が教える食事術 最強の教科書 ~20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方~』
著者は38年間、糖尿病の専門医として活躍しているお医者さんです。
20万人を診てきた膨大なデータと、人の身体が備えている「消化・吸収のシステム」を理解する学問「生化学」から、太る根拠は明らかになりました。
原因は、ただひとつ。
糖質の摂りすぎ。これだけだそうです。だから、脂っこいお肉を食べても、脂っこいものをたべても、肥満には直接、関係ない。これは私、知りませんでした。太るのは糖分。
そして、病気や不調の9割以上は血糖値の問題だというのです。
ということは、血糖値さえコントロールできれば、太りもしなければ病気にもなりにくい。これが医学的根拠に基づいた事実です。
面白くも怖くも思ったのは、たとえば清涼飲料水500mlのペットボトルには角砂糖にして平均12個分の糖分が含まれているようで、これを習慣的に飲む習慣があると、疲れやすく、イライラするという話。
糖分をとると、身体は膵臓からインスリンを出して、血糖値を下げ空腹時の血糖値へと戻そうとするのだそうですが、毎朝、缶コーヒーなどの飲料を飲み続けると、膵臓はインスリンを出すのに疲れてしまい、反応が遅くなるようです。
そうするとどうなるかというと、通常なら血糖値の上昇とともにインスリンが分泌され、下がってくるとともに分泌も減っていく相関関係に対し、血糖値が上昇し、しばらくしてから上がりすぎた血糖値に対処しようとするため、大量のインスリンが分泌され、結果、血糖値が下がり過ぎてしまう、というのです。
ややこしいですね(笑)
血糖値が下がると、疲れ、イライラし、眠くなります。そういえば私も、毎朝、メロンパンを食べるのが習慣だった時がありました。その時は、2か月に1回、風邪を引いていた。
その習慣をやめてから、あまり風邪をひかなくなりました。
コロナショックにより、人の暮らしから考え方、働き方は大きく変わるのでしょう。
どうなるのか?というよりも、どう生きたいのか?
たいせつな人たちと楽しく人生を送る為に必要な資産と、生き方を、ない頭で頑張って考えてます。あなたのお役に立てれば幸いです!