「本から学ぶな、実践から学べ」
私は師から、そういわれたことがあります。
自分が望む結果を実現するために本を読むのも良しあしです。
いや、言い方を変えると、読み方には2通りあって、良い読み方と、良くない読み方があるということです。
人それぞれ、読み方はあるかもしれませんし、年代によって適切な読み方があると思います。
良い読み方、良くない読み方とは?
自分が望む結果につながるような読み方が、良い読み方です。
逆に、読んでも自分の中に何も残らないような読み方をすると、それはやっぱり良くない。
分かり切っていることです。
それは、本の質の問題、というより、読み手の問題なんです。
私は20代後半まで、手あたり次第、興味ある!と思ったら乱読してました。
そのわりに、学びを深められてなかったんですね。
知識か、実践か?
本の知識か、実践か。
どちらかではなく、両方大事なのですが、私はどうも、本から吸収する方を選んで生きてきたようです。
それが故に、師にはだいぶ叱られました。
「実践がわかってない!」
「だから結果を出せないんだ!」
と。
人生を変えるのに多くの本はいらない
いま私は、一段高いステージに立てたと思います。
本の読み方が変わったからです。
前は多読乱読。
でしたが、今は少読熟読。
同じ本を繰り返し、読むようにしました。
この本は自分が望む結果を出すために必要だ。
そう思える本だけに絞り、その本を自分の中にインストールできるくらいまで、繰り返し読むのです。
知識と実践の交流
そのように読み方を変えたら、本の知識と実践がリンクし始めたんですね。
本で学んだことが、実践で生きてきて、結果につながる。
実践で学んだことが、本を読むことで整理できて、自分のものになる。
そうした知識と実践の交流が盛んになったのです。
ずいぶん遠回りしましたが、たった一冊の良書をとことん学ぶと、実践に必ず生きてくる。
ということが分かりました。
そう考えると、自分の中にインストールできない量の本はいらないんですよね。
単純にエンターテイメントとして楽しむだけならいいかもしれませんが、時間は無限にあるわけではありません。
自分が望む結果を実現するための読書は、特に選別すべきでしょう。
私は自分で考えてるより、インストールできる容量が小さかった。
というのもあるんですけどね(笑)
コロナショックにより、人の暮らしから考え方、働き方は大きく変わるのでしょう。
どうなるのか?というよりも、どう生きたいのか?
たいせつな人たちと楽しく人生を送る為に必要な資産と、生き方を、ない頭で頑張って考えてます。あなたのお役に立てれば幸いです!