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1か月で9500万円売り上げた伝説の飲食店

飲食店の1か月の売上は、どこまで上げれるでしょう?

当然、規模にもよりますし、業態にもよります。

例えば席数30席の飲食店で、客単価が3000円とすると、2回転したとして、

3000円×30席×2回転=180000円の売上。

月に25日営業したら、18万円×25日=450万。

2~3人でお店を運営しているなら、成功している飲食店といえるでしょう。

では、客席が200席あって、同じように客単価3000円で2回転すればどうか?

3000円×200席×2回転=120万。

1日で120万の売上です。

それが月間25日とすると、120万×25日=3000万。

ここまで来ると、結構すごいです。

でも、その3倍を売り上げたお店がありました。

1か月で9500万円売り上げた伝説の飲食店とは?

それは1982年8月。

神奈川県、江の島。

9500万円という驚異の数字は、それを叩き出した本人も驚かせたようです。

その人の名前は、藤田田氏。

そう、その飲食店とはマクドナルドの事。

藤田氏は、日本マクドナルドの創始者です。

決して好条件ではなかった

その年は冷夏で、海水浴の客も少なく、江の島店はロードサイドにあり、駅からは1キロも離れていて、歩行者は皆無。

決して、好条件とはいえません。

にもかかわらず、何故、前代未聞の売上をたたき出したのか?

藤田氏には勝算がありました。

リサーチしたところ、歩行者は少ないが、店の前を1日に1万4000台の車が通ることがわかったのです。

かといって、車で来店するお客さんだけを相手にしていては、儲けは期待できない。

「車で走ってきて、車に乗ったまま注文し、そのまま注文の品を受け取って走っていく」

これでなければダメだと思ったのです。



ドライブスルーの誕生

藤田氏は松下通信工業とソニーに頼んで、テレビ電話で注文を取れるシステムを開発してもらいました。

車に乗ったお客さんはテレビに向かって注文し、車に乗ったまま商品を受け取って帰る。

そう、お察しの通り、これが、ドライブスルーの誕生でした。

当時は、もしかしたら今以上に時間に追われていたのかもしれません。

「忙しい現代人に受けた」と藤田氏は語っています。

客数を計算してみる

さて、月商9500万ということは、どのくらいの数の人が来たのか?

単価は500円とすると、、、

9500万円÷500円=19万人!?

1日あたり、19万人÷31日=6129人!

これだけの人数を店内には収まり切りません。

おそらく半分以上ドライブスルーからの売上だったのではないでしょうか。

GDPが大きくなると時間が不足する?

1982年いうと、今から37年も前の話です。

当時は高度経済成長のピーク時。

国は豊かになるのではなく、時間不足になっていました。

時間不足になると、未来のことを考える時間が減ります。

いまの状況は、そうした環境から徐々に追い込まれてきたのも原因のひとつかもしれません。

藤田氏は、GDPが大きくなると時間が不足する。

といってますが、現在GDPは減っても、時間が不足しているように思います。

それはなぜか?

人の能力が低下したのがひとつ、それと、ライフスタイルが複雑化したのが理由ではないかなと考えます。

ずば抜けて成果を上げる!

1か月で9500万。

そこまでずば抜けて成果を出すには、どうするか?

1982年ごろ、飲食店ではお店の箱にとらわれて、その中でしか物事を考えられませんでした。

その枠を外して、ドライブスルーという新しい発想を組み込んだ時、イノベーションが生まれた。

爆発ヒットしました。

従来の枠組みにとらわれている限り、並みの成果しか上げれないということでしょう。

ずば抜けて成果を上げるには、型通りではいけない。

これからの少子高齢化縮小社会は頭脳戦になるでしょうから、経営者は時間を作って、考えなければいけません。

自戒を込めて。

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HICO
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ほんの小さな感動が、誰かの人生をちょっと変える。そんな食体験を通して人類に貢献することが僕の使命です。目標は「100年レストラン事業」。お金も才能も人脈もありませんが、実現させるために日々、愚直に考えていることを綴ってます。
人生のアフターコロナ対策、お決まりですか?

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