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おっぱいを吸うスピードが一番、おいしい?

世の中の99%の飲食店が「味」で勝負する中、「吸い込むスピード」で勝負した人がいます。

藤田田氏です。

最近、藤田氏の著作を読み返していて、改めてその視点の高さと、数学的根拠から発想した施策の数々に驚いてました。

皆さんご存知「マックシェイク」もまた、そのひとつ。

マックシェイクは、アイスクリームとソフトクリームとの中間、フローティング・アイスクリームと呼ばれる液体アイスクリーム。

マクドナルドでは、太いストローで飲みます。

でも、ストローだと非常に飲みにくい。

スプーンの方が食べやすいわけです。

もちろん、そこには、藤田氏の戦略がある。

おっぱいを吸うスピードが一番、おいしい

人が口に吸い込むときに最も美味しいと感じするスピードは、母乳を飲むスピードなんだそうです。

母乳というのは、味は美味しくありません。

36度の体温と同じ温度で、甘くもない。

なぜ、赤ちゃんがそんな生ぬるくて美味しくもないものを好んで飲むかというと、吸ったときに口に入るそのスピードが「うまい」と感じられるスピードになっているからなんだそうです。

そう、マックシェイクは、吸い込むときにそのスピードと同じになるように設計されたアイスなのです。

もちろん、ストローの直径も決まっているし、提供温度も決まっています。

マックシェイクを吸う時、人は赤ちゃんになる?

藤田氏は、マックシェイクを飲むお客さんの顔を観察してにんまりしました。

人間というものは、母乳のスピードで飲み物が口に入ってくると、瞬間的に赤ん坊時代の状態にもどるらしい。

氏がみたところ「無念無想の状態」でマックシェイクを飲んでいる(笑)

一度でも、マックシェイクを飲んだことがある人なら、覚えがあるでしょう。

あの吸いにくさと、口に入った時の美味しさ。

そして時々、飲みたくなる郷愁感。

それはつまり、マックシェイクを飲みたいのではなく、おっぱいを吸いたいという本能なのです。



少し発想を変えるだけで爆発ヒットする

藤田氏はマックシェイクというのは「従来のソフトクリームを少しだけ柔らかくしたものにすぎない」と言っています。

それを母乳を吸うスピードにするだけで、爆発ヒットしました。

ということは、現在あるものも、少し発想を変えるだけでヒットする可能性が大いにあるということです。

藤田氏はそれをしきりに言っています。

ヒントは身近に転がっている。

それを人より早く見つけたら、儲かるということです。

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HICO
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ほんの小さな感動が、誰かの人生をちょっと変える。そんな食体験を通して人類に貢献することが僕の使命です。目標は「100年レストラン事業」。お金も才能も人脈もありませんが、実現させるために日々、愚直に考えていることを綴ってます。
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