この世で最も賢い無脊椎動物をご存知ですか?
それは、たこです。
たこは、8本の腕と、3つの心臓、青い血、そして、9つの脳を持っています。マジシャンよりも素早い擬態のテクニックは並外れていて、地球上の誰よりも早い0.3秒というタイムだそう。
ひとつ、相対的にたこが劣るのは、短命であること。たこは、寿命が短い。
世界最大のたこ、ミズタコでも3-5年。しかし、3年で、その重量は20kgを超える。
たこ料理を調べてみても面白いかもしれません。全世界のたこ漁獲量の半数以上は、日本人が食べています。
それだけ、日本人はたこが好き。
サスティナビリティな食材?
あらゆる海産物の漁獲量は年々、減少しています。
たこも、例外ではないのですが、ある海域では、たこは生態系の頂点である為、どれだけ獲っても減らないと言われています。
それは、北海道噴火湾の水たこ。
ただし、マダコが取れなくなっている為、日本各地で文字通りひっぱりだこで、漁獲量が多くても、現在は、価格が上がっています。
それに、あまりに乱獲すれば、いくら生態系の頂点とはいえ、少なくなる可能性はある。
でも、他の魚類に比べると、たこの成長スピードは早く、環境適応能力も高い。なにしろ、この世で最も賢い脊椎動物です。
私は、海産物の中ではサスティナビリティ(持続可能)な食材だと思っています。いくら美味しくても、100年後、あまりに高価であったり、手に入らなければ、レストランの主力メニューとして扱ってはいけない。
以前、たこの料理を紹介しましたが、たこは、そういった意味で、注目している食材です。
コロナショックにより、人の暮らしから考え方、働き方は大きく変わるのでしょう。
どうなるのか?というよりも、どう生きたいのか?
たいせつな人たちと楽しく人生を送る為に必要な資産と、生き方を、ない頭で頑張って考えてます。あなたのお役に立てれば幸いです!