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人を育てること 料理とワインについて

ワインから学んだ論理思考

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ワインを学んでいちばん良かったことは、なぜ?を考える習慣がついたこと。

ワインは酔うための酒というより文化的な側面が強い飲料です。お客さんもよく言ってました。

「なんかワイン飲むときって、シュッとする。」

その感覚になるのは理由があると思っています。

グラスです。

繊細さが醸し出す緊張感

ワイングラスは、チューリップのような繊細な形をしています。お椀型の花をか細い脚で支えてる。大木のようなビールジョッキとは違い、倒れたらすぐに割れそうです。それが、ひとつの緊張感を醸し出していると思います。

だからワインは馴染めないんだよな、、、という声も聞こえそうですが、その緊張感は飲む人にとってもTPOを使い分けられるので良いですよね。今はペットボトルのワインを始め、気軽に飲みたい時用のワインはたくさんありますから、使い分けたら良いと思います。

理にかなった造形美

ところで、ワイングラスが繊細な形になったのはなぜなのかご存知ですか?

理由は3つあります。

1つ目はご存知の方も多いと思いますが、まず手の温度でワインを温めないためです。ワインはその特性によって美味しい温度というのがあります。薄いガラスを伝って、手の温もりがそのバランスを崩さないようになっています。

2つ目は、グラスを傾けて色合いを目で楽しみながら、時々グラスを回して空気に触れさせるため。ワインは飲料の中でもっとも色彩の変化に富み、目で見ても楽しめるお酒です。それを満喫しない手はない。また、特に開栓したては、空気に触れさせることで香りがたってきます。

そして3つ目。何だと思います?

部下にワインサービスを教える時、かならず聞きますが正解した人はいませんでした(笑)

エレガントな理由

3つ目の理由は、女性がワイングラスを持ちあげた時、指の形、飲む仕草が美しく見える為です。だからワイングラスの脚は必要以上にか細くできている。私もそれを知ったとき、なるほどと思いました。ビールジョッキでワインを飲むことは現実的には可能ですが、エレガントではありませんものね。

だからワイングラスは美しく持たないといけないよ、と教えてました。

テイスティングするときも、なぜこの色合いになったのだろう?なぜこういう香りが出るのだろう?なぜ味わいが残るのだろう?・・・そうして、なぜ?なぜ?と突き詰めていくと、そのワインの特性がわかってきます。どこで生まれ、どんな風に育ち、どのように作られ、いま、ここに注がれているか、ということですね。

この論理思考は、なぜそうなったのかという原因と結果を明らかにするので学習能力が向上します。

部下に仕事を教える時に最も心がけていることのひとつです。

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