この度の台風被害においては被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。
備えなくして、安心して生活もできない時代となりました。
算多きは勝ち、算少なきは勝たず。しかるをいわんや算なきにおいてをや。
―――孫氏『兵法』より
孫氏の言葉を噛み締めます。
理不尽な自然災害であっても、あらかじめ備えをしておくかおかないかで、現実は大きく違ってくる。
飲食店に与えるダメージ
今回の台風が経済に与えるダメージは甚大です。
世界からは10兆円規模の経済損失になると言われているようです。
当然、飲食店に与えるダメージも多きい。
流通業としての仕事をしていたのもあって、飲食店のリアルな情報を知れる環境にいるのですが、この10月は軒並み前年DOWN。
話を聞いていると、消費税増税の影響よりも圧倒的に天候不順による影響が大きいと皆さん口を揃えて言います。
前年からどれだけ成長したか?
前年比、軒並みDOWN。
こうなると、気も落ちてしまう方が多いようです。
しかし一部の活力ある飲食店は、見方が違います。
不可抗力であった天候不順を差し引いたら、どれだけ成長しているか?
それを計るのです。
何があっても伸ばしていける!
前年比はあくまで参考程度にして、最も注視している数字は前年の売上よりも、伸びしろとなる未来の売上。
多くが「このままでは店閉めるしかない・・」と悲壮感に暮れる中、前年比DOWNでも、実質の数字は伸びていると確信している数少ないお店もありました。
「だって当然ですよ」
と彼らは言います。
「リスクを先回りして潰していくように日々、努力してますから」
算多きは勝つ――——
算、とは戦略や計画だけでなく、どれだけリスクを想像してそれに対する備えをしているかと捉えるべきですね。