戦略思考を身につける日々の習慣

森岡毅氏は、戦略思考をクセづける習慣を『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』(角川書店)の中で紹介してます。

やり方は、とても簡単。

朝、自分の手を眺めます。

右でも左でも構いません。

中指を筆頭に、人差し指、薬指の3つが長いですよね。

今日すべきことを、3つに選び、重要度順に並べ替えるのです。

そして、夜、1日の終わりに、再び手を眺めます。

決めた3つのことは出来たか出来なかったか?

検証です。

もし出来なかったら、なぜできなかったのか、原因と対策を考える。

基本的にはこれだけ。

時間軸をずらすと人生の戦略もわかる

これを、1日単位でなく、1週間単位、1か月単位、3か月単位、年単位でやってみます。

そうやって時間軸をずらしながら考えていくと、各時間軸ごとの目標のずれみたいなものが見えたりします。

1年で600万貯める。

となれば、半年で平均300万。

3か月では150万。

当初、ひと月で40万を掲げていたら、そのペースじゃ480万しか貯まらないぞ、と気づくわけです。

私のように才能のないタイプは、こうして計算しないといけません。

曖昧、漠然にしていると、失敗します。

残り2つの指は?

3つのことに自分のリソースを分配することはわかった。

では、残り2つの指は?

というと、その長さなりに、70%の力加減で適当に流すそうです。

3つ決めたこと以外は、手を抜くということですね。

余力があれば5つまで。

あとは、やらない。

これが、ランチェスターの「選択と集中」だということなんです。

 

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