フリーランス、フリーター、個人事業主・・・その違いをざっくり理解する

独立するとは、具体的にどういうことか?

自分自身が手探りの中で、調べていることを忘備録としてまとめておきます。

フリーランスとは?

フリーランスとフリーターの違い。

フリーランスと個人事業主の違い。

それも曖昧でしたので、調べてみました。

フリーランスは、ひとつの会社に属さず、単発の仕事ごとに独立して契約を結ぶワークスタイルのことをいうようです。

フリーターは、非正規雇用(アルバイト、パート)で生計を立てるワークスタイルのこと。

フリーランスとの大きな違いは、主体の違いでしょう。

フリーターは、会社なりお店なりに時間給で雇われるため、主体は会社側にあります。

フリーランスは、自らが主体となることができます。

仕事は自分で選べるわけです。

収入の違い

フリーランスの収入は、フリーターよりも高くなる傾向にあります。

アルバイトの種類によりますが、時間給で発生する非正規雇用は一般的に1000円前後。

フリーランスの仕事の案件は、一件で100万など、請け負う仕事により時間給で測れない案件が多数存在します。

個人事業主とは?

個人事業主は、法人を設立せずに個人で事業を営んでいる人のことです。

起業しようと思えば、選択肢は2つ。

法人か、個人事業主か。

どちらにするかは、利益をどのくらい出せるかで、判断できます。

というのも、法人と個人事業主では、税金のかかり方が違うのです。

個人事業主の場合、利益が高いほど、税率が上がる累進課税方式ですが、法人では一定の法人税。

一般に、事業所得が年間500万円安定するようになれば、法人化を検討した方が節税効果が高いと言われます。

フリーランスは個人事業主か?

フリーランスでも、上記の例にもれず、利益が上がれば上がるほど法人化した方が税制上、得します。

税制は非常に複雑で、飲食店の場合と、税理士の場合と、事業税が違いますし、控除額も違います。

フリーランスは会社に属さない働き方なので、個人事業主にするか、法人にするかは、それらを考慮して選択するものです。

会社員でありながら、個人事業主はありか?

会社員であっても、副業で稼いでる方も多いと思います。

会社員としての給与の他に、年間20万以上、副業で稼いでる場合は、確定申告をしなければいけません

確定申告とは、1月1日から12月31日まで得た所得にかかる税金を計算して、申告する事です。

これは、日本国民の義務とされています。

会社員なら、会社側がその手続きを全てやってくれますが、副業で稼いだ分は自分でしなければいけません。

確定申告には「青色」と「白色」の2種類あります。

青色申告と白色申告の違い

知っておきたいのは、青色、白色の違いと、メリットです。

面倒くさいから白色でいいや、と私も思っていましたが、それは間違ってました。

青色申告すると65万円、税金が控除されるのです。

所得から経費を引いた額から、65万円免除されるのですから、青色申告しない理由はありません。

ただし、前提があります。

事業届を出しておかないといけない

白色は、事業届を出さなくてもいいのです。

また、青色申告に比べ、帳簿は簡易なもので良いというメリットもあります。

青色申告するには?

しかし、白色申告では、200万副業で稼いでも、65万円の控除は受けれないことになります。

私もびっくりしましたが、せっかく稼いでも、持ってかれる税金は非常に大きいんですね。

嘘だろ!?というくらい、税金がかかります。

気になるのは、会社員として働いている場合、副業で事業届をだしていいのか?

結論からすると、OKなようです。

会社にもばれません。

ただ、青色申告の場合は会計ソフトなりを導入して、日々の収支を記録する必要があります。

それについては別の記事でまとめたいと思います。

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