戦略とマーケテイング

カルツォーネを「孫子」で分析する①

核となるメニュー第一候補【カルツォーネ】で本当に100年続くレストランの礎を築けるか?

どう戦うか?よりも、どこで戦うかを見定めることが戦略の要諦だといいます。

先だって、100年続くレストランを創るために、カルツォーネ専門店はどうかと考えました。(⇒その記事)

その戦略を、孫子の兵法で分析してみます。闘う前に考えておくべきことは5つあるという。

「一に曰く道、二に曰く天、三に曰く地、四に曰く将、五に曰く法」

なぜカルツォーネでなければならないのか?ということ。その大義。これが最もはっきりしていなければならないと思います。

私がカルツォーネを良いと思った最大の理由は、持続可能性(サスティナビリティ)があるから。

カルツォーネはいわゆる包み焼きピッツァですから、基本となる原料は、「小麦」「水」「塩」「酵母」だけで作られる生地と、中に包む具材です。主原料は価格、原料とも安定していて、枯渇する心配も少ない。

中の具材は、いくらでも変えていけます。一般的にはソーセージやトマト、きのこ、チーズなどですが、ホワイトソースを入れても美味しいし、魚や肉を包んでメインディッシュにもなれば、リンゴとカスタードでアップルパイ風のデザートにも出来る。もう自由自在です。前菜からデザートまで、バリエーションは無限でしょう。

また、店内でレストランの料理として召し上がって頂けるだけでなく、テイクアウトもできる。さらに、環境さえ整えば通販も可能です。ここが大きい。

それからもうひとつ可能性を感じるのは、そこまで知名度が高くないこと。ピッツァは広く知られていますが、カルツォーネと聞いて、具体的にイメージできる人の絶対数は少ない。これは売れるのかわからないという不確実性と同時に、敵が少ないということでもある。うまくやれば世界の最先端を走れます。

だから、ピザ職人のことを、ピッツァイオーラといいますが、もしかしたら私は世界で初めてのカルツォイオーラになるかもしれない(笑)

いずれにしても、ビジネスとして拡張性と持続性があり、100年続くレストランの核メニューとして申し分ないのでは?と考えるに至りました。

<<まとめ>>

①主原料が枯渇する心配が少なく、価格も安定している

②バリエーションが無限。時代や嗜好、用途に合わせていくらでも開発できる

③テイクアウト、通販も可能なのでビジネスの拡張性が高い

④敵が少ない

⑤世界初のカルツォイオーラになれる!

以上から、カルツォーネに<道>はあると思っています。

タイミングはどうか?ということ。出店は2019年1月予定ですが、いま検討できるのは、カルツォーネが時代にあっているか?外部環境は整っているか。

ここが難しいと感じます。まだ確信を持てないのも、時代が読みづらいから。

たとえば<道>でも書きましたが、「カルツォーネ」ときいて、全体の何パーセントの人が具体的にイメージできるか?そこまで浸透していないものが、これからの少子高齢社会で受け入れられるか?ハンバーガーのように市民権は得られるのか?得られないにしても、価値を高めていけるか?それを買いたい人がどれだけでてくるのか・・・?

いま、答えは出ません。

ただ、ポイントは絞られた。仮に、カルツォーネ専門店として開業したときに時流に乗せられるかどうか。開業する地域は、受け入れ態勢にあるか。

「天の時」を見極め、クリアできれば勝算は高くなるはずです。

勝敗を分ける大事な分析なので続きはじっくり検討していきたいと思います。

>>>カルツォーネを「孫子」で分析する②へ

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